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守備用手袋(守備手袋)は、グラブの中で手が滑るのを抑え、捕球の衝撃や汗・マメから手を守る消耗品です。打者用手袋と似ていますが、**「左右(片手)」「パッドの位置」**など守備ならではの選び方があります。この記事では、リトルシニア(中学硬式)で使える守備用手袋を、一次情報とメーカー公式をもとに整理します。
守備用手袋は「グラブ手の片手用・白か黒・ジャストサイズ」を基準に、痛みや素手感覚の好みでパッドを選び分けるのが基本です。
- 左右
- グラブ手に1枚(右投げ=左手用)
- 色
- 白か黒(高校でも使える)
- サイズ
- 手囲いでジャスト〜やや小さめ
- パッド
- 痛み重視=あり/素手感覚=薄手
買う前にここだけ確認
- 左右が合っているか(右投げ=左手用のグラブ手)
- 色は白か黒か(高校でも使うなら特に)
- 手囲いを測ってサイズが合っているか
- 所属チーム・連盟の最新ルールを確認したか
そもそも守備用手袋は必要?(必要な人・不要な人)
守備用手袋の役割は、主に次の3つです。
- グリップ:グラブの中で手が滑らず、握りとハンドリングが安定する。
- 衝撃・痛みの軽減:捕球時の衝撃をやわらげる。
- 汗・マメ・寒さ対策:汗でグラブが傷むのを抑え、マメや冷えを防ぐ。
一方で、素手感覚を最優先する選手はあえて着けないこともあります。打者用手袋を守備に流用する人もいますが、守備専用は薄手で操作性を重視した設計が多いのが違いです。
→ 「グラブ内で滑る」「捕球が痛い」「汗をかきやすい」なら着ける価値が大きい。まずは自分の悩みで判断しましょう。
使えるルール(色・規定)※購入前に必ず確認
守備用手袋は打者用手袋とほぼ同じルールで扱われます。
- 高校野球(日本高野連 2025年度):守備時の野手の手袋の使用を認めると明記。手袋の色はホワイト(革の自然色を含む)またはブラックの一色。表面への氏名・番号など文字表記は禁止。当て革補強(衝撃吸収材内蔵を含む)は使用可。
- リトルシニア(中学硬式):用具規程の「手袋」に守備用手袋も該当し、使用できる見込みです。色の細部は改定や連盟・大会ごとの取り決めがあり得るため、最新の用具規程を確認してください。
白か黒を選んでおけば、リトルシニアでも進学後の高校でもそのまま使えて無駄がありません。
選び方①:左右(グラブ手の片手用)
守備用手袋でいちばん最初に決めるのが左右です。
- 守備はグラブをはめる手に1枚着けます。右投げの選手=左手用、左投げの選手=右手用。
- 両手に着ける選手もいますが、基本はグラブ手の片手です。
- 通販では左右の選択ミスが"あるある"。「投げる手と逆=グラブ手」と覚えて、購入時に必ず確認しましょう。
選び方②:サイズ(手囲い)
サイズは打者用手袋と同じく**手囲い(手のひら一周)**が目安です。
- メジャーで手のひらを一周させて測り、各モデルのサイズ表に当てはめます。
- 表記はcm(22〜27cmなど)とS/M/L(目安:S=22〜23cm・M=24〜25cm・L=26〜27cm)が中心。
- グラブの中で手が動くとハンドリングが落ちるため、ジャスト〜やや小さめが基本。ただし同じ表記でもモデル差があるので、サイズ表は目安として、通販ではレビューのサイズ感も参考に。
選び方③:素材とグリップ
守備用手袋は、掌部(手のひら)の素材で使い心地と耐久性が変わります。
| 掌部の素材 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 天然皮革 | 素手に近いフィット・しっとりした握り感 | 感覚・フィット重視 |
| 合成皮革 | 耐久性が高く水洗いできるモデルが多い・価格が手頃 | 練習量が多い・コスパ重視 |
| 合成皮革+指先ノンスリップ等の加工 | グラブ内でのブレ・滑りを抑える | グリップ・安定重視 |
※握り心地やグリップの感じ方には個人差があります。上表は各社が公表する素材の一般的な特徴に基づく整理で、性能を保証するものではありません。
守備用手袋の主目的は「グラブの中で手をブレさせない」こと。指先や掌のグリップ加工(ノンスリップ/伸縮合皮など)は、この安定に効くとメーカーが説明しています。
選び方④:パッド(クッション)の位置 ―― 守備ならではのポイント
ここが打者用手袋と最も違う選び方です。捕球の衝撃が来るのは、主に人差し指の付け根〜人差し指・中指。各メーカーでパッドの位置・厚みが異なります。
- 標準的なタイプ:人差し指の付け根あたりにクッションを配置(衝撃点をカバー)。
- 薄手・パッド少なめ:人差し指付け根のクッションが薄い/無いモデルもあり、素手感覚を優先(久保田スラッガーがこの方向とされます)。
- パッドの位置違い:ハタケヤマは「BGM-70PRO=人差し指中心」「KG-20=人差し指+中指」のように、当てる指でモデルが分かれます。
選び方の目安:
- 捕球が多い・痛みが気になる(捕手・内野など) → 人差し指の付け根や指にパッドが入ったモデル。
- 素手感覚・操作性を最優先 → 薄手・パッド少なめ。
※厚いパッドは衝撃に強い反面、素手感覚は薄れるというトレードオフがあります。感じ方には個人差があるため、可能なら実物で確認を。
おすすめモデル:パッド(衝撃緩和)の量で選ぶ
守備用手袋は、掌のパッド(衝撃緩和材)の"有無・厚み・範囲"でキャラクターが大きく変わります。厚いほど捕球の衝撃・痛みに強く、薄い(無い)ほど素手感覚・操作性が高い、というトレードオフです。ここではパッドの少ない順に、白・黒あり=高校ルール対応のモデルを並べます(パッドの厚み・範囲は各モデルの写真・仕様から見た相対的な目安で、感じ方には個人差があります。★は2026年7月時点・Amazon調べ。購入時は白/黒・グラブ手=右投げは左手用・サイズをご確認ください)。
パッドなし・素手感覚を最優先:ウィルソン WL-1(★4.3)
掌にパッドを入れない設計で、素手に近い操作性。パッドの厚みが邪魔に感じる人、細かいハンドリングを最優先したい人向け。
パッド薄め・バランス型:ミズノ ガチ守備手袋(★4.7)
パッドが薄めで、素手感覚を残しつつ最低限の衝撃保護もほしい人に。厚いパッドは苦手だけど素手は不安、という間を取りたい選手向け。
パッド厚め・広め・コスパ良:ゼット BG263HS(★4.2・レビュー最多)
パッドが厚く広いタイプ。捕球の衝撃・手のひらの痛みをしっかり抑えたい人に。レビュー数が最も多く、価格も手に取りやすい定番です。
パッド広い・捕手に最適:ミズノプロ 守備用手袋 捕手用(★4.5)
パッドの範囲が広く、衝撃の大きい捕手に最適な設計。捕手はもちろん、捕球機会が多く手が痛くなりやすい内野の選手にも。
手入れと買い替えの目安
守備用手袋も消耗品です。
- 手入れ:使用後は陰干し(乾燥機・天日干しは硬化・縮みの原因)。合成皮革は水洗い可のモデルが多いので、汗汚れは早めに。
- 買い替え:掌や指先が擦り切れてグリップが落ちたら替えどき。複数枚のローテーションで1枚あたりが長持ちします。左右の在庫が切れやすいので、気に入ったら早めの確保も。
まとめ
- 左右:グラブ手の片手用(右投げ=左手用)。買い間違いに注意。
- 色:白か黒(高校でも使える)。シニアの色規定の細部は最新確認を。
- サイズ:手囲いでジャスト〜やや小さめ。
- 素材・グリップ:天然=素手感覚/合成=耐久・コスパ/加工=ブレ抑制。
- パッド位置:痛み・捕球頻度が高いなら人差し指付け根・指にパッド、素手感覚重視なら薄手。
まずはグラブ手・白か黒・ジャストサイズを基準に、痛みや素手感覚の好みでパッドを選び分けるのがおすすめです。
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出典
- 日本高等学校野球連盟「2025年度 高校野球用具の使用制限」(手袋:白/黒一色・守備時の野手の手袋を認める)
- 日本リトルシニア中学硬式野球協会「野球用具の使用規程」
- ミズノ公式 ユーザーサポート「【手袋】サイズの測定方法」(手囲い)
- ミズノ/ゼット/ウィルソン 各社公式商品情報